果報は寝て待て: 4月 2017

2017年4月30日日曜日

スズメバチの駆除のためペットボトルで罠を作ってみた。 その2

スズメバチ駆除のペットボトルの中間調査結果です。
3月下旬に設置してから1か月、先週見に行ったときは入ってなかったのですが、この一週間で結構入ったようなので中身をぶちまけて調べました。


藤がきれいでした。

  日本酒、酢、砂糖のボトル
    オオスズメバチ 2

 オレンジジュース 、焼酎
   オオスズメバチ 1
   小型のスズメバチ 1





グレープジュース  
   オオスズメバチ 1

   小型のスズメバチ 1




合計  オオスズメバチ 4
     小型のスズメバチ 2です。
写真の右下はその他のハチでした。

CCレモンには、コバエが多く、グレープカルピスも小型の虫が多く入ってましたがスズメバチはみれらませんでした。
  調査時に誘引剤を捨ててますので、日本酒、酢、砂糖タイプを2杯作って
再設置してきました。
  5月いっぱいまで置く予定です。
  
    

2017年4月22日土曜日

ボール盤の回転計を作ってみる その3

計測表示の回路も、ふえほ様のものを修正して使わせていただきます。ご快諾ありがとうございます。


信号の入力回路は使用しません。また電源部は今回ニッカド単4x4を使用します。




写真の上、左のLEDがガイド用の赤色LED、真ん中が赤外線LEDで見た目では判別できません。その右の黒いのが赤外線受光ユニットで斜め右下の小さいのが受光確認用の緑LEDです。受光ユニットへのマイコンからのノイズが多いので後からパスコンをつけてます。
 受光ユニットと赤外線LEDが干渉しないよう遮蔽の工夫がいります。
 7セグから下は、ふえほ様の回路そのままです。

裏はいつものごとく汚いです。

百均のケースに電池と入れました。
赤外線LEDの遮蔽に熱収縮チューブを使いました。真ん中の黒いやつです。
ケース底面の文字で醜いですが、さすがにLEDの7セグです。使用上全く問題ありません。
正面に窓を開けました。
そこからLED2個と受光ユニットが覗いてます。
赤いタクトスイッチを電源部につけましたが無意味になりました。

電気ドリルで確認です。
1831回転を表示してます。写真では明るく見えて数値が判別しにくいですが実際は問題ないです。
こんな感じですけど、もうちょっと明るいです。

 回転計の向きを調整して一番妥当と思われるところを探すような使い方をするのがよいと思われます。
 測定距離は残念ながら70㎝くらいが限度でしたので、安全柵を開けて測定する必要があるかもしれません。しかし反射テープの種類により測定距離は伸びるかもしれません。
 
私の職場では、マシニングはもちろん回転数はファナック様が表示してくれます。表示のないのはボール盤で6台くらい稼働してます。
  これらの回転数を把握したいという目的は十分達成してくれるようです。







2017年4月17日月曜日

ボール盤の回転計を作ってみる その2

ボール盤回転数の表示部です。
 ネットで調べ、「ふえほ」様のAVR回転計を使用させていただくことにしました。
 理由は、プログラムが簡単で私にもわかりそう、7セグの4桁表示である、AVRなので開発、書き込み環境がある。(数年間さわっていないので不安はあります。)
 との理由です。

マイコンです。

 AT90S2313-10PC 秋月電子で1個100円は魅力的です。
購入後 開発ソフトを準備しているときに、メーカーのソフトで「Atmel Studio 7.0」では AT90S2313が古すぎて非対応のため、コンパイルができないことがわかりました。

 急遽 古いXPを引っ張り出して「AVR Studio 4」の準備です。 Windows 10では正常に動いてくれませんでした。


「AVR Studio 4」のセットアップ上の注意です。
    AvrStudio4Setup.exe
    avr-toolchain-installer-3.4.1.1195-win32.win32.x86.exe
    WinAVR-20100110-install.exe
この3個のインストールが必要です。
ファイルを置くフォルダのパスには日本語が使えません。


出来立てのHEXファイルです。

これを書き込み機を使ってマイコンに書き込みます。
 書き込みには 数年前からPICerFTを使わせていただいてます。AVR、PIC共に書き込めて重宝してます。

 埃だらけですが書き込み中です。いかにありあわせのものでやってるかわかります。

 書き込み完了です。





2017年4月8日土曜日

ボール盤の回転計を作ってみる その1

我が職場の回転工具は、たいてい回転数が表示されるようになっている。
 しかし、古いボール盤はインバータ制御で、周波数を知ることができても実際の回転数はわからない。
 
そこで、ボール盤の回転数を表示させてみることにした。
条件として、
   1、ありあわせのもので安価に作れること。
   2、数台のボール盤をそれぞれ測定できるよう、設置せずポータブル式とする
   3、安全柵の外からでも測定できればいいな。
   4、暗い現場でも見やすい7セグの表示器がいいな
   5、測定範囲は500~3000rpmくらいあれば十分



測定部のイメージです。
  ボール盤の回転部に張った反射テープに、赤外線LEDの光を照射し、反射したものを受光素子で受け取る。

計測、表示部のイメージ
  手持ちのPICかAVRのマイコンと4桁の7セグユニットで0.5~1sec更新で表示する。マイコンは何年も触ってないので、どなたかのプログラムを利用させていただくつもりです。


これが赤外線発光部です。テレビのリモコンと同じです。そのまま電圧をかけても受光素子では認識してくれません。
 38kHzのバースト波でないといけないそうです。
 そこでタイマー555ICで38kHzを発生させて1.5vで架けました。
ロングセラー商品の555です。便利で何かと使い道があります。
測定部の回路図です。
555の抵抗値は、実測しながら手持ちの抵抗を組み合わせて作ってます。
コンデンサも実測値です。この組み合わせで38.25kHz発生してます。


 発光素子にかかる電圧です。
1.3vくらいです。
  ここまでの間に、赤外線LEDを普通のLEDと同じように3vくらいかけて2個つぶしてます。データシートでは最大1.8vと書いてありました。明るさが目に見えないので余計に注意が必要ですね。
  暗闇で目に見えなくてもデジカメなら
周りが少しわかるくらい光ってることがわかります。

受光素子です。きっちり 38kHzでなくても受信してくれてるようです。


 家にあるリョービの電気ドリルに百均の反射テープを小さく切ってはりました。
発光部の横に受光部を置き、電気ドリルを適切な位置に持ってきて回転させるとちゃんと受光素子からパルス状の信号が出ました。

31.9msecなので1880rpmであることがわかります。ドリルの表示は1800rpmです。古いドリルですがきちんと回ってますね。