果報は寝て待て: インタープランの無線モジュールを使ってみた

2021年10月2日土曜日

インタープランの無線モジュールを使ってみた



職場(工場)の改善でインタープランの無線モジュールを使う機会がありました。


多種類ある無線モジュールの中でも、本体のみで接点モードが使えるということでこれを選びました。 

導入の背景です。

作業されてる方は設備1と設備2の複数のラインを担当しています。その方が設備2の検査場所にいると、設備1の停止の音をしらせるパトライト1は設備の向こう側にあります。

 

そのため設備停止がすぐにわからず、停止時間が長引くという不具合が起こってます。

 そこで次のように変更します。 


パトライト1の信号を有線でIM920sLへ送り、無線で親機に飛ばし、有線でブザーユニットにつないで鳴らします。

これで作業されてる方が設備2の検査場所にいても設備1の停止がすぐにわかります




 

 

無線モジュールの設定です。

 ① 親機の設定

  1.  REG SW を押しながら電源を入れます。

    2.  STATUS LED 2 回点灯した時点でREG SW を離します。

     この時点で早い点滅を繰り返してる場合は、何度か 1. をやり直します。

  3. REG SW を再度押し、LED が連続点滅になるまで押し続けます。(約3 秒)

  4. REG SW を再度押し、LED 0.5 秒に1 回の点滅となるまで(約3 秒間)押し続けます。

    電源を切らずにこのままの状態で子機のそばに置いときます。

② 子機の設定

  1.  REG SW を押しながら電源を入れます。

    2.  STATUS LED 2 回点灯した時点でREG SW を離します。

     この時点で早い点滅を繰り返してる場合は、何度か 1. をやり直します。

    STATUS LED は連続点灯に変化すると設定完了です。

 

将来的に送信機は増える可能性があるので、子機に。受信機を親機にします。

2.5㎜ピッチの変換アダプタも購入してユニバーサル基盤に組みます。

子機(送信機)側です。

IM920c用変換アダプタ(IM920c-ADP)のピン配置がどこにも載ってなかったみたいですが、テスターで当たって上の図のようになってることがわかりました。

パトライトの信号線(LOWにしたときにオンします。  )をフォトカプラで電圧変換してIM920sLのP1に入れます。

P9がハイ、P10がローで 接点モードの送信機となります。

次に親機(受信機)側です。


 3端子レギュレータは発熱を考え、ロームのDC/DCコンバータを使いました。

有効性が確認できれば他のパトライトの信号も受信させる予定です。受信機の場所も簡単に変更できます。

中華製WIFIのモジュールがワンコインで買える時代、インタープランの無線モジュールは1台5000円く近くしますが、日本製の無線モジュールという事でとても安心感がありますね。遊びで使うのでなく、仕事でならなおさらです。

 


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