果報は寝て待て: 2015

2015年7月4日土曜日

マイ測定器~ロジックアナライザ その2

ネットで調べ倒してどうやら、エミッタ結合(ECL)というものを使っているらしいと分かり
ました。1960年代より使われている高速の論理回路だそうですが今では主流ではありません。
  アナログデバイスのAD96687というECLのコンパレータを中間につけてみました。
  データシートを見て検討していると、どうしても-2Vの電源が必要であり、
この本体からはどこにも出てません。

長時間、上のデータシートとにらめっこし、ネットで調べまわりました。
結果、データシートの 「,OR 200Ω-2000Ω」の後に「CONNECTED TO -5V」
という言葉が印字されてないことががわかりました。

1個のICに2回路のコンパレータが入っており、8CH分計4個ICを購入しました。
結構高価で、この時点で本体落札金額の3倍かかってます。こんな感じでケースに収まりました。
回路図です
これで私の使用する程度なら、問題なく表示するようになりました。

上は、キーボードの入力をTERATERMと秋月AE-UM232RでTTLレベルに変換しTXピンからの信号を観察したところです。
 
ABCと連続で打ち込みました。
9600baudなので1bitは0.104msとなります。スタートビットが1ビット分ピョコンとさがってから8ビットのデータが流れます。下位ビットから流れるので 1 4 、2 4、3 4と読めます。0x41 0x42 0x43はアスキーコードでABCです。

 問題点が少しあります。
 1 スレッショルドの電圧が本体表示と実際出力では、2V位の差があります。
     テスターで測ればよいことなので大して差支えありません。
 2 2、3の信号を同時に表示させる場合、となりの回路を使用するとノイズが乗ります。
      A0,A3,A7というように離してやるとノイズが乗りません。
      パソコンのマザボのリボンケーブルを使用していることと、ICへ供給している-5Vとプルダウン
       している-5Vを同じラインから引いている事が原因と思われます。
        物足りなくなったら改善しようと思います。

今はここまでできただけでも嬉しくて仕方ありません。自分の技術が向上して、これが物足りなくなる時が来ることも楽しみです。

2015年6月1日月曜日

マイ測定器~ロジックアナライザ その1

ヤフオクで競合なく格安で手に入れたVP-3665Aという松下製のロジックアナライザです。

 奥様:梱包を開く様子を見て、「何に使うの?」
 私:「いや、ちょっと仕事で使うねん」
 奥様:「そう言ってる物がいつまでも家に置いてあるで。
      ・・・何するもんなん?」
 私:「色んな事がこれでわかるんや・・・」

真の入手目的は、難しそうな名前の機械「〇〇アナライザ、〇〇ジェネレータ、〇〇スコープ等」を手に入れて所有欲を満足させることです。
 使用目的はこれからおいおい考えます。

中継箱が無い

 で、色々いじってますとどうやら本体とプローブの間に中継ボックスが存在していて、すっぽりと抜けています。 しかもその間にアンプやコンパレータが付いている様子です。
 本体側のコネクタを調べてみました。
16CHとなっているので片側に8CH入力します。
1個のコネクタは2.54㎜ピッチ2列のMILコネクタです。
ピンを1本ずつ調べました。
上の事がわかました。
 ・入力抵抗は25KΩくらい。
 ・-5Vと+5Vを使用している。
さらに
 ・A1の隣はA0入力される。
 ・12番にはスレッショルド電圧が来ている
事までわかりました。

以降、粗大ごみか役にたつものになるかの分かれ目で、恒例のネット検索の日々が始まりました。 
 



2015年1月10日土曜日

ブログ始めました

ブログ始めました。
 目的は、最近物覚えが悪くなってきたので、備忘録のため。
それと趣味の電子工作を,自己満足でもやっぱり誰かに見てもらいたいです。